
歌謡界の注目が再び「YGエンターテインメント」に集まっている。グループ「BABYMONSTER」が2ndミニアルバム『WE GO UP』で示した動向によるものだ。リリース初週の販売記録55万枚は、前作の『BABYMONS7ER』販売記録(67万枚)より18%低いが、これは単なる減少ではなく「重心の移動」を意味する。韓国内活動が減少した一方で海外ファンダムが爆発的に成長し、YGエンターテインメントの新たな成長軸が明確になった。
「DS投資証券」は今月22日の報告書で「BABYMONSTERは韓国内よりもグローバル指標で急成長を見せている」と分析した。実際、音源配信プラットフォーム「Spotify」の月間リスナー数は695万人で前月比4%増加し、YouTubeのチャンネル登録者数はデビュー1年5ヶ月で1,030万人を突破。一方、韓国内のリスナーは10ヶ月で10.8万人から3.7万人に減少した。方向転換した成長グラフそのものが、グローバル化を裏付けるデータとなっている。
ステージ上の存在感は健在だ。10月16日、韓国のテレビ局Mnetの音楽番組『M COUNTDOWN』で1位を獲得し、ガールズグループのパフォーマンスに新たな基準を打ち立てた。カリスマ溢れる群舞と余裕のある表情演技、ファンとのリアルタイム交流まで、BABYMONSTERは「次世代ワールドクラス」の名に恥じない実力を示した。ステージに立ったメンバー7人は、もはや単なる新人ではなくYGエンターテインメントの戦略的IPとしての地位を確立した。
グループ「BLACKPINK」の動きも連動している。3年ぶりの新しいアルバムの制作が開始したことを受け、YGエンターテインメントのグローバルなカムバックサイクルが本格始動した。グループ「TREASURE」とBABYMONSTERはこれに続く次世代グループとして、IPの好循環構造の中核を担っている。オフラインではポップ・アップストアとMD事業の拡大が加速し、YGエンターテインメントは音楽を超えて「ブランドIP企業」への転換を図っている。
証券界も期待を寄せている。「メガIP(BLACKPINK)の再始動と新興IP(BABYMONSTER、TREASURE)の並行により下半期の業績改善が顕著になるだろう」という見方が代表的だ。実際、YGエンターテインメントの2025年下半期の売上予測は前年同期比15%以上の成長が見込まれている。
結局「WE GO UP」は数字以上の意味を持つ。グローバルストリーミング・コンテンツ指標で成長を続けるなら、BABYMONSTERはYGエンターテインメントの体質改善を象徴するグループとなるだろう。韓国市場での一時的な調整は「グローバル転換期」へ向かう宿命の一過程に過ぎない。
今や注目すべきポイントは明確だ。発売後8週目までのグローバルリスナーによる維持率、ツアー関連コンテンツ、MD販売データがYGエンターテインメントの新たな成績表となる。BABYMONSTERの躍進がどこまで続くのか、その軌跡がYGエンターテインメントの未来を占う指標となりそうだ。
最終更新 : 2025. 10. 24 12:08










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