
女優キム・ダミが、JTBCドラマ『100番の思い出』で繊細な片思いを描き、視聴者の没入感を高めている。視聴率上昇の原動力となる存在感を放っている。
彼女が演じるのは、1980年代を生きるバス案内係のコ・ヨンレ。夢を諦めない健気な青春像を軸に、運命的な恋と友情の狭間で揺れ動く心を丁寧に表現している。
ヨンレは偶然出会ったハン・ジェピルに心を奪われるが、彼の視線は友人のソ・ジョンヒに向けられている。友人の前で感情を押し殺す仕草、苦い思いを飲み込む表情の微細な変化が積み重なり、静かな痛みが画面に漂う。
中でも印象的なのは、ホウセンカの爪染めを落とすシーンだ。控えめでありながら心に響く演技で深い余韻を残し、観る者の胸に切なさを刻み込んだ。
誇張に頼ることのない繊細な視線と呼吸のコントロールが、キャラクターの内面の複雑さを浮き彫りにする。群像劇の中で過度に目立つことなく、それでいて確実に物語を前進させる”静かな熱量”。共演者たちの熱演と相まって、作品全体に心地よいリズムをもたらしている。
最終更新 : 2025. 09. 22 15:36








コメント0