
夜のパリ、エッフェル塔の灯りよりも目を引くのはキ・ウンセの独特なファッションセンスだ。今回のパリ・ファッションウィーク現場で捉えられた彼女の姿はまさに「シック」そのものだった。
イザベル・マランのショーのために選んだルックは誰もがクローゼットに一つは持っているようなブラックジャケットだが、彼女の着こなし方は明らかに異なっていた。実際に試してみると堅苦しく見えるかもしれないオーバーサイズジャケットも、今回のコーディネートを参考にすれば洗練された「夜の主役」として生まれ変わることができるだろう。
オーバーサイズジャケットで完成するマニッシュなセクシーさ
ジャケットは必ずぴったりと着なければならないという固定観念はもう捨ててもいい。キ・ウンセが選んだピンストライプジャケットは肩ラインが強調されたオーバーサイズシルエットで、逆に体型をより細く見せる効果がある。インナーには軽やかなホワイトヘンリーネックトップとブラックブラレットをレイヤードして窮屈さを軽減し、さりげなく肌見せを加えたのが絶妙だ。ボタンを締めずに自然にオープンにした演出は、重く見えがちなブラックルックに軽快なリズム感を与える。

レザーパンツとビッグバッグ、ファンキーな感性を加える秘訣
ボトムスの選択でもキ・ウンセのセンスが光る。一般的なスラックスの代わりに微かな光沢があるワイドレザーパンツを合わせてルックの質感に変化をつけた。そこにスタッズ装飾が華やかなスウェードのビッグバッグをさっと掛けると、イザベル・マラン特有の自由奔放でファンキーな雰囲気がそのまま伝わってくる。ビッグバッグは単なる収納のための道具ではなく、全体的なシルエットのバランスを取る優れたスタイリングアイテムになることを示している。

メガネとヒール、意外性を演出するアクセサリーの使い方
全体的なルックがマニッシュでファンキーなら、アクセサリーで意外性を出すのが効果的だ。キ・ウンセはクラシックな雰囲気のメガネを着用して知的な印象を加え、足元はスタイリッシュなスティレットヒールで仕上げて女性らしさを失わなかった。特にシルバー色の大胆なネックライン装飾は視線を上に引き上げ、プロポーションを良く見せる効果がある。華やかなパーティーから格式ある集まりまで、どんな場面でも通用する完璧なミックスマッチだ。

特別な日でなくてもクローゼットの中の黒いジャケットを取り出す理由は十分にある。レザーパンツが負担なら、デニムに。ヒールが不便なら、ゴツゴツしたブーツに変えてみるのはどうだろう。コーディネートに悩むとき、キ・ウンセが見せたこのブラック&ホワイトの組み合わせから試してみることをおすすめする。
最終更新 : 2026. 03. 10 12:22








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