
ジャンプスーツ一つにグローブ一つを加えるだけで、全く異なるルックが生まれる。カリナがホテルの部屋で撮影した三枚のカットがその変化を見事に捉えている。
ベースはスティールブルーのショートスリーブワークウェアジャンプスーツだ。ダブル胸ポケットとスナップボタンのクローザーという、正統的なユーティリティ構造を持つ。ワイドパンツの裾は足首まで届き、ブラックアンクルブーツがわずかに覗く。ここまではクールでクリーンな一枚だ。

しかし、ブラックラッフルロンググローブが加わった瞬間、ルックの印象が一変する。肘上まで伸びる長さに全体が密にラッフル加工されたサテン素材は、ワークウェアのユーティリティムードとは正反対の要素だ。スティールブルーの上を縦に走るブラックラッフルが、ルックに劇的な対比をもたらす。チョン・ソミのオレンジグローブと同じ方程式だが、全く異なる雰囲気を醸し出している。
バッグはPRADAのブラックマルチポケットレザートートだ。前面に四つのポケットが並び、バックルディテールが豊富に施されている。ジャンプスーツのポケットディテールとバッグのマルチポケット構造が、同じユーティリティの言語で呼応している。グローブでバッグのハンドルを握ったカットで、ブラックとブルーの対比が最も鮮明に浮かび上がる。

最終更新 : 2026. 03. 25 11:26








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